これからメガホンズをどうしていきたいか。

これからメガホンズをどうしていきたいか。最近、よく考える。
その話をする前に、ひとつ正直に書いておきたいことがある。
私は、技術を追い続ける道を選ばない
映像の世界は、技術の進歩が速い。新しいカメラ、新しいソフト、新しい表現。追いかけようと思えば、いくらでも追いかけられる。
でも、地方の小さな制作会社が、その最先端を走り続けるのは、正直しんどい。時間もかかる。お金もかかる。都会の大きな会社と同じ土俵で技術を競っても、消耗するだけだ。
そして何より——私は、技術の進歩そのものに、あまり興味がない。
最新であることに、心が動かない。むしろ私は、アナログこそが最後まで残ると思っている。手で触れられるもの、人と人が直接会うこと、その場の空気。どれだけ技術が進んでも、人の心を一番動かすのは、そういうものだと信じている。
だから私は、技術屋として走り続ける道は、選ばない。
受託100%から、自分の事業へ
うちは今、ほぼ100%が受託の仕事だ。お客さんから依頼をいただいて、映像やWebを作る。それで会社が回っている。
ありがたいことだ。でも、この比率を、少しずつ変えていきたい。
受託の仕事をしながら、自分たちで生み出す事業の割合を、徐々に増やしていく。誰かに頼まれてやるんじゃなくて、自分たちで「これをやる」と決めてやる事業を、持ちたい。
映像やWeb制作だけが、人の役に立つ手段じゃない。この地域や、身の回りの人の役に立てることは、もっとたくさんあるはずだ。
例えば、ラーメン屋
たとえば、こんなことを考えている。
世の中には、ラーメン屋をやりたい人がいる。一方で、ラーメン屋を辞めたい人もいる。お店も、設備も、積み上げてきたものも、手放したいと思っている人が。
その間に、うちが入る。オーナー業として、お店を引き継ぎ、「やりたい人」を応援する。
そして、ここからがうちの出番だ。集客のための映像、メニュー表、お店のコンセプト設計——うちが受託の現場で磨いてきた「人を動かす技術」を、まるごと注ぎ込む。
そうすれば、よそよりずっとマーケティングの強いラーメン屋が作れると思っている。味だけで勝負するんじゃない。味も、見せ方も、伝え方も、全部そろったお店。
映像で培ったものは、映像の外でも、ちゃんと武器になる。
——まあ、何より。
私が、ラーメンがむちゃくちゃ好きなんよな。
結局、それが一番の理由かもしれない。
メガホンズ合同会社は、広島県福山市で映像制作・企画を手がけています。「会いに行く映像制作」を合言葉に、人と人をつなぐ、つくる。